桑原水菜 真皓き残響 十六夜鏡 炎の蜃気楼邂逅編

私のおすすめ度 8

集英社 コバルト文庫 2010年05月

あらすじ

景虎達は拠点となる寺で、月が出ている夜だけ亡くなった者が映るというある鏡の相談を受けた。
景虎がその鏡を覗き込むと、そこに武田信玄が現れ、冥界から越後を攻めると告げる。
更に三つの赤い球体が雷となり落ちるが、その球体は冥界の住人がその身のままこの世に戻るための卵だった。
景虎達は武田の武将たちが眠るその卵を破壊しようとするが、そこへ框の一族が襲いかかる。

感想

なんというか騙されて騙されて、の巻です。
後手に回るというわけでもないのですが、夜叉衆としての経験値が足りないのかなと。
黒幕っぽい蘭陵王と楊貴妃など、さらに敵が増えてきます。

今回はみな災難にあいますね。
景虎や色部は球体に取り込まれてしまいますし、晴家は弟の次郎三郎と再び対面しますし、長秀にいたっては敵に吸収されたり。

でもこの時点ですでに景虎が直江の事を最も息が合うといっているのはニヤリなところ。
更に景虎が歌っているのもニヤリなところ、音声付で読みたかったです。

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