菅浩江 〈柊の僧兵〉記

私のおすすめ度 6

朝日ソノラマ ソノラマ文庫 1990年06月

あらすじ

過酷な砂漠で生きる民の中で、ひ弱で忌むべき存在の”白い子供”ミルン。
ある時、突如飛来した男達ネフトリアが、聖域”オアシス”に集う人々を殺戮し始めた。生き残ったのはミルンと同じ”白い子供”のアジャーナ。
二人は聖域の小山ニューラの使い〈柊の僧兵〉に助けを求め旅に出る。

感想

ストーリーは王道的です。ミルンは最初は性格もひ弱で強気なアジャーナに押され気味ですが、〈柊の僧兵〉に出会い、成長していきます。
文章は少し固め、最初はファンタジーかと思っていましたが、どちらかと言うとSFっぽいです。
やっぱり主人公がたくましく育っていく話は読んでて楽しいです。
徳間デュアルでも出版されていて、挿絵も変わっています。そちらは読んでいませんが表紙を見た印象が全然違うイメージです。

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