瀬川貴次 聖霊狩り 夜を這うもの

おススメ度 6

集英社 コバルト文庫 2001年06月

あらすじ

亡くなった五郎神社の宮司の代わりに、しばらく五郎神社に滞在する事になった飛鳥井柊一。
氏子総代の息子、桜田宗一郎と穴の修理の件も話がつくが、五郎神社では二十年に一度巫女舞いの奉納があると聞かされる。
そしてヤミブンは「入らずの森」にあいた穴の中で発見されたミイラを調査をしていた。

早紀子と萌は柊一の正体を知り、色々と協力してくれるが、ある時北山霊園で人魂を見たという情報を持ってきた。何故か二人と、二人と同じクラブで巫女舞いの舞い手、小城美也と共に肝試しに行く事になる。そこで美也は光る発行物体を捕まえる。それは20cmほどのサソリだった。

再び調査に行こうとする柊一に、萌たちは誠志郎に同行してもらうよう頼み込む。
そこへ4人に大量のサソリが襲い掛かってきた。しかし美也が唱えた詠唱により現れた、有翼の女神によりサソリは滅んでいった。

感想

少しずつ謎に近づいているかな、と言う感じです。
しかし柊一と誠志郎をくっつけようと熱心な萌に、別の勘違いをする二人が少し可哀想でした。
「闇に歌えば」では今一活躍できなかった(誠志郎達といるとドタバタになってしまうので)柊一も思う存分鈴を駆使しています、本来はこうだったのでしょう。

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