瀬川貴次 遊びをせんとや 地獄の花嫁がやってきた

おススメ度 5

集英社 コバルト文庫 2009年04月

あらすじ

実は賀茂の斎院だった多佳子の誘いで、斎院御所を訪ねる暁信。
そこに現れた夜魅姫は、無理やり暁信達と多佳子の女房蘭子を地獄へと連れて行く。
何とか夜魅姫を諌め現世に戻る事が出来た暁信達だが、その時から蘭子が変調をきたす。
更にどうにか暁信を振り向かせたい闇姫は、北斗丸と南斗丸を現世へ解き放った。

感想

何と言うか、夜魅姫がむちゃくちゃです。子供ゆえでしょうか。
やはり前回同様展開が読め、多佳子の特技などもなんだかな~と感じてしまいました。
笑える要素もあるのですが、笑える要素はなくても暗夜鬼譚などの方がどうしても面白いと思ってしまいます。

ですが、文庫的にはこちらの方が合っているとは思います。

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