神坂一 スレイヤーズ 2 アトラスの魔道士

私のおすすめ度 8

富士見書房 富士見ファンタジア文庫 2008年05月

あらすじ

アトラス・シティで失踪中の評議長の後釜を狙う、「紫のタリム」から護衛にスカウトされたリナとガウリイ。
ただの後釜争いの事件かと思いきや、魔族まで出てくる始末。リナたちはタリムと同じく評議長の跡を狙う「青のデイミア」の屋敷に乗り込むが、そこには失踪したはずの評価議長ハルシフォムが封印されていた。

感想

途中のタリムの状態に「首人間」という本を思い出しました。題名だけでどんな状態か想像できますね。

アニメを見ていると、リナ・ガウリイ・ゼル・アメリアの四人旅の印象が強いのですが、アメリアの登場はもう少し先です。なのでリナとガウリイ二人の話が逆に新鮮でした。全15巻の途中(と書いていましたが、続編が出るようです)からもそうですが。

何故スレイヤーズはあっさりと読みやすいのかと考えてみると、戦闘シーンが上手いのではないでしょうか。
強い敵でも一つ一つの攻撃があっさりと書かれてあり、くどくどとせず読みやすい。だから、読み出したら止まらないのです。
今回獣王の配下セイグラムが出てきますが、今後も魔族とは切っても切れない関係が続いていきます。

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