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私のおすすめ度 8
富士見書房 富士見ファンタジア文庫 2008年11月
あらすじ
リナ達が立ち寄ったセレンティア・シティでは、神官長が火事で亡くなり、4人の大神官が後継者争いをしていた。
リナは魔道士協会より、暗殺者を雇う者もいる大神官達に話し合いの日まで争わないよう彼らの仲裁役を依頼される。
その大神官の一人、ケレスを訪ねてみると、傭兵としてルークとミリーナが雇われていた。
暗殺者により大神官の一人が殺され、ケレスよりリナたちを助けるよう言われたルークたちと共に調査を始めるリナだが、そこに暗殺者達が襲い掛かる。
リナ達は暗殺者を逃した上、ミリーナが毒を受けてしまう。
手当てが間に合わなかったミリーナは命を落とし、救助の手を差し伸べなかった大神官にルークは復讐の鬼となる。
感想
序盤のノリはいつものとおりですが、ミリーナが死んだ所から物語の展開が加速します。それは続きが気になってあっと言う間に読んだからかもしれません。
怒り狂うルーク、リナ達に止めて欲しいと思う気持ちもあるが、押さえられない怒り。
一度は怒りを抑えたルークは、一人どこかへと消えていきます。