茅田砂胡 祝もものき事務所(4)

私のおすすめ度 7

中央公論新社 C・novels fantasia 2015年07月

あらすじ

始めたばかりのもものき事務所に、初めてのお客さんがやってきた。
依頼者は鳳華の大学時代の先輩である芹沢達也。
先日彼の本家筋にあたる当主が若くして亡くなり、その当主の遺言により、達也が実は当主の実の息子だと知らされる。
跡を継ぐ気のない達也は、自分を巻き込んだ一連の騒動が何とか収まるよう、百之喜達を本家の桜池家へと招待する。

感想

登場人物は多いです。誰が誰の子供で、実はあの人とあの人の子供、と少し考えて読まなければいけませんが、結論が気になって一気に読んでしまいました。

今回は百之喜特有の偶然もそれほどなく、鳳華を先頭に謎を解いていく感じです。
この流れの方が前巻までに比べ、読みやすくなったなと思います。茅田砂胡 小説一覧へ

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