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おススメ度 6
集英社 コバルト文庫 2003年11月
あらすじ
賊に襲われながらも何とか逃れた伊予守を助けた夏樹、彼女の屋敷に行くと以前にも見た「俤」という文字を目にする。
一方美雪が仕える弘徽殿の女御の兄定信は、白拍子を屋敷に迎える。
感想
瀧夜叉姫の事件を未だに忘れることができない夏樹。
傷の癒えない弘季。
一条に俤丸の事を相談しても結局はケンカになってしまいます。
救いといえば弘季の息子の季長が夏樹と親しいのが救いですが、一条とのケンカが何か嫌な予感を感じさせます。