志麻友紀 マスケティア・ルージュ 永遠への凱旋

私のおすすめ度 4

角川書店 角川ビーンズ文庫 2007年11月

あらすじ

前王の弟により反乱が起こされた。
王と王妃は幽閉され、枢機卿アルフォンソとジュリアは王都へ共に向かう。
先行したジュリア達により王と王妃は助け出され、反乱はあっけなく終わるが、王はついに病に倒れた。

そしてアルフォンソは自分の望みのため、ジュリアを攫おうとする。

感想

マスケティア・ルージュ最終巻です。
最後の王が良かったので、なんとなく予想は付いている部分もありましたが、まずまずの及第点でしょうか。
ハッピーエンドが好きなので、基本主人公達が幸せなら高ポイントです。

ですが、最終巻になってもやはりちょっと軽い印象でした。
内容的には重いのが好きなので、ファンタジーとか戦闘物をやるなら、もう少し重厚なのが好みです。と批判のように聞こえますが、少女小説なのでこれもありだとは思います。やはり読み手の年代で意見が分かれるのではないかと思います。

最後に収録されてる「愛されし王」は王妃の息子の話になります。

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