あさのあつこ ラスト・イニング

私のおすすめ度 7
角川書店 角川文庫 2009年01月

あらすじ

「ラスト・イニング」
横手の門脇は推薦を蹴って地元の高校に進学した。
非難を浴びるその行為、門脇は幼馴染の瑞垣に相談することもなく、二カ月が過ぎる。
それを心配する海音寺はしつこく瑞垣に電話をし、門脇に会うよう勧めた。

そして野球部のない高校に進学した瑞垣は久々に会った監督よりコーチを頼まれる。

「空との約束」
横手との再試合の日、兄からもらったボールで友達と野球をする青波。
しかし偶然胸にボールが当たり、呼吸が苦しくなる青波は、一人その場所に残るが・・・・・・

「炎陽の彼方から」
小学生最後の試合が終わった豪は野球を辞める覚悟をしていたが、監督からある試合を見るように言われる。

感想

バッテリーの続きですが、「ラスト・イニング」はどちらかと言うと横手と海音寺が中心です。
瑞垣のお兄ちゃんぷりが微笑ましいです。
そして海音寺と瑞垣の妹の意外な繋がりがと、横手の話を堪能できます。
瑞垣と妹の会話もバッテリーの中では俗な感じがして良かったです。

「空との約束」は、青波が主役です。今までは兄の巧を慕っているという印象が強かったのですが、いずれ兄に追い付くのではないかと思わせてくれます。

「炎陽の彼方から」が巧達の続編になります。横手との試合後が書かれています。6巻の最後で不完全燃焼した方は、少しは解消できるのではないでしょうか。
それでもまだまだこれから、という小説ですが、それも6巻と同じくバッテリーらしい終わり方ではないかと思います。

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