瀬川貴次 聖霊狩り 天使のささやき

おススメ度 6

集英社 コバルト文庫 2002年03月

あらすじ

ミイラ達は跡形もなく消滅してしまい、怪我を負ったヤミブンのメンバーは東京へ帰る事となる。
クラブで学校に来ていた早紀子と萌から、「入らずの森」で首だけの天使を聞いた柊一は早速「入らずの森」へ向かうが、何体もの天使に襲われる。
柊一を助けたのは桜田宗一郎の弟、裕樹が召還した異形の獣だった。

部室の近くの森から化け物が出るかと思うと安心して漫画が描けないと嘆く早紀子達に、裕樹は五郎神社で描くことを勧める。早速五郎神社に引っ越す準備をする早紀子だったが、途中美也と宗一郎の関係を見てしまう。

一方東京に戻った誠志郎は自費で安内市へ戻ることになり、出費を浮かせようと途中で出会った早紀子達と五郎神社へ向かう。
しかしそこに何十羽もの天使たちが襲ってきた。

感想

ミイラは消滅してしまい、謎は土地の持つ力が焦点になってきます。一度は戦線離脱かと思われた誠志郎も戻ってきて、「聖霊狩り」では初の魂鎮めの歌を歌います。
懐かしいですね。誠志郎にとって霊感以外の唯一の特技です。

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