瀬川貴次 剣散華(前編) 暗夜鬼譚

おススメ度 6

集英社 コバルト文庫 2005年08月

あらすじ

夏樹を止めるため、馨に神宝・銅鉾を渡される一条。
そして馨や帝達も夏樹を救おうと集まってくる。

左大臣の屋敷を襲う夏樹。
権の博士や美雪も立ちふさがるが、結局将門の娘に一撃を加えることしかできず、夏樹を止めることはできなかった。

感想

夏樹と一条の戦い・・・・・・も気になるのですが、一番の衝撃は終わりにある夏樹の出生の秘密でしょう。
まさか!!という展開です。
序盤も帝が出てくるせいか、そこはいつものドタバタな感じがします。帝はギャグ担当だなと、しみじみ思いました。
一条が夏樹を助けたい、のに助けられないもどかしさが全体的に漂っています。

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