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おススメ度 7
角川書店 角川スニ-カ-文庫 1993年05月
あらすじ
チィッチと共にミズールそしてレイラ姫と旅に出た弓香は、ダガーより自分が大魔道者ユーミの子孫であり、ダガーがレイラ姫を攫う際に月光界へと界渡りさせられたと教えられる。
旅を続ける弓香達はムフゾの大量殺りくの場面へと出くわしてしまう。
ムフゾを狩っていたのはネンゲの兵士だった、弓香はムフゾ達を助けるため風招きの笛を探し始める。
感想
一度目に読んだときはダガーがあまり好きではなく、弓香は結構好きだったんですが、読み返した今はダガーは好きになっても弓香はちょっと嫌いになってしまいました。
どうしても一昔前の主人公なんですよね、弓香は。
なので昔風のわがままが発揮されますが、それが今読むとあまり好意的に読めない。
それでも読みたいと思うのは王道的な主人公の成長ものでもあり、その過程は昔の良き面白さを持っていると思うからです。