麻城ゆう 月光界・逢魔が時の聖地(1)~(3)

おススメ度 7

新書館 新書館ウィングス文庫 2003年05月~2005年01月

あらすじ

ジョーロウは滅んだ。
緑魔は死に、ブルーと暗黒丸は生き残った。スフィンクスはブルーと暗黒丸を二人の母が亡くなった地、しだれ沼へと導く。

しだれ沼があるハンカの国にうまく潜り込んだ暗黒丸は、金髪の毛におおわれたロックという男と知り合い、やがて月の神官トープに仕えるようになる。

同じくハンカへと侵入したブルーもロックと接触する。
兄のブルーを狙う暗黒丸だが、しだれ沼へと入るため共同戦線を張ることになり、やがて母の死の真相を二人は知ることになる。

感想

ジョーロウでの怪我により、人間に近くなっている暗黒丸。
若干暗黒丸に主役を奪われた感じがします。でも今回の暗黒丸はいいですよ~、今回に限ってはブルーより好きですね。
人間のふりをするのは前と変わりませんが、今回は今まで以上に笑えます。そしてロックが暗黒丸に思わぬ変化を与えます。
いよいよ母の死の真相、暗黒丸が封じられた記憶の他にまだ知らぬ真相が判明しますが、 最後の最後のどんでん返し、これがたまりません。だから麻城さんって好きなんです。

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