賀東招二 燃えるワン・マン・フォース フルメタル・パニック!

私のおすすめ度 8

富士見書房 富士見ファンタジア文庫 2006年01月

あらすじ

かなめを取り戻すためナムサクという街を訪れた宗介。
そこではASでの賭け試合が行われており、オーナーの一人、ナミのところで雇われる。
順調に勝ち進む中、「アマルガム」と係わりのある人物と接触する。その人物から更に闇の試合へと出ることになる宗介。対戦するのはM9だった。
勝負に勝ち、敵の近くに潜伏する宗介。しかし人質に取られていたナミを目の前で殺されてしまう。

ナミの元で一緒だったフランスの諜報機関の人間、レモンの協力を受けながら戦い続ける宗介だが、敵の銃弾を受け瀕死の重傷を負ってしまう。

感想

フルメタル・パニック!の9巻目です。
かなめの代わりのヒロインかなと思っていたナミ、その意外なあっけなさに少しびっくりしました。
そして、何人も殺してきた宗介に彼女の死は一つの心の傷となります。

日本と違いナムサクでは何も浮くところのない宗介。
その暮らしが合っていると分かりながらも、それでもかなめを探し続けます。

アルも失った宗介、しかしレイスたちはある機体を組み上げます。
この長編の次の段階へのステップ、という感じでした。

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