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私のおすすめ度 8
富士見書房 富士見ファンタジア文庫 2003年03月
あらすじ
陣代高校で、ハイジャックにあった修学旅行の代わりに豪華客船クルーズが計画された。
十二月二十四日、かなめの誕生日だった。
しかし宗介は任務のため参加できない。
船は再びシージャックされた、その犯人はテッサたちミスリル。船の船長達こそが、かなめを狙う「アマルガム」の人間だった。
船を制圧したかに見えたミスリルの前に立ちはだかったのは、等身大のASだった。
圧倒的な力に苦戦するミスリルに、かなめは自分が囮になることを提案する。
感想
フルメタル・パニック!の6巻目です。
かなりニヤリとくる巻です。
マデューカスの艦を指揮する姿も見物ですが、なんと言っても宗介とかなめです。
宗介がかなめに対する独白がたまらない、そしてとうとうテッサの前で自分の感情を認めます。
宗介もアーバレストもだんだんと使いこなせてきています、なんと便利な、と思わない事もないですが。
今はすべてがいい感じになってきていますが、最後の振りがこの先の更なる戦いを暗示しているようで、漠然とした不安に襲われます。