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おススメ度 5
小学館 2000年01月
あらすじ
主人公の住むアンタレス星は、魔王に襲撃され、神々は去って行った。
巨大な魔力を誇る暴君の魔王。人々に仮面をつけさせ、顔を互いに見ることができなくなってしまい、個性というものが薄れていった。
その状況を打開しようと魔王宮の記録局の6人はこの星を脱出し、魔王の魔力から逃れるため、仮面をはずす手がかりを求め地球へと旅立つ。
感想
なんというか、全体的に雰囲気が古い感じです。70年代くらいのノリでしょうか。どちらかというと、文章より映像で見たいな、と思います。
藤川さんらしく、心の葛藤などが宇宙皇子を思い出しますが、宇宙皇子の方が面白いです。
名前なども一昔前の懐かしい感じがします。ワルワルーやインケインとか、昔の悪役といった感じですね。
長編アニメを小説にしました、というような小説です。藤川さんの中では文章は読みやすいですが、私より年齢の若い方には好き嫌いが分かれそうな感じです。