あざの耕平 BLACK BLOOD BROTHERS 3 特区震撼

私のおすすめ度 9
富士見書房 富士見ファンタジア文庫 2005年03月

あらすじ

「九龍の血統」でありカーサの弟、ヤフリーに襲われるジロー。
ジローはコタロウの静止を振り切りミミコに別れを告げる。
身を潜めるジローの元を、コタロウはミミコに会うため共感すら切り、一人探しに行く。

一方ミミコも、もう一度話しをするためジローを探していると、黄より「九龍の血統」だった曾の内通者が第十一地区にいると聞く。しかしその地区の存在は都市伝説であった。
更にある情報屋の元でミミコは大量の血液パックを見つける。その事を陣内に報告しようとするが、陣内の側には本物の黄がいた。

ミミコと同行していた黄こそカーサだった、ミミコを仲間に引き入れようとするカーサの前にコタロウとゼルマンが現れる。

存在を感じられないコタロウを必死で探すジローだが、ケインとリンスケの協力により黄と共に情報屋の元にミミコがいると知り、そこへ向かう。そしてやっとミミコとジローは再会する。

感想

「ここはいい街だねえ」そのコタロウの言葉がずしんと響きました。コタロウとジロー、そして特区を守るため戦う人々。そんな街に彼らに住んでほしいと思ったミミコ。読み返しているのに、毎巻毎巻何故泣きそうになるのか。

カーサたちとの第一戦目です、都市伝説といわれた第十一地区には九龍王の遺灰が眠っています。だからこそケインとセイはジローたちを特区から追い出そうとしました。そして聖戦の頃のジローの知り合い、十年と言う人間には長い時間で変わらざるを得ない立場。一つ一つが重いです。

そしてコタロウの前の姿であるアリス。子供っぽい話し方ですが、それが全然嫌味ではなく、本当にきれいに響いてきます。だからこそ今いないのがものすごく残念だと思えます。
そして話は短編集へと続きます。話はこの巻の続きなので、BBBの4巻目を読む前に短編集の1を読んだほうが分かりやすいです。BBBは本編だけを読むのではなく、出版順に読む方をおススメします。

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