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私のおすすめ度 8
富士見書房 富士見ファンタジア文庫 2006年07月
あらすじ
「極北からの声」
ソ連の新鋭艦で任務に着くカリーニン。
その艦の前で日本の旅客機が墜落した。
救助に向かうカリーニン、救い出したのはサガラソースケと言う少年だった。
「〈テュアハー・デ・ダナン〉号の誕生」
最新鋭の攻撃原潜の艦長に抜擢されたマデューカス。
彼はカール・テスタロッサの家へと招待されるが、そこでまだ幼いテスタロッサに出会う。
「大食いのコムラード」
ペットの猫を見に宗介の部屋へとやってきたかなめ。
そこにいたのは猫ではなくトラだった。
感想
フルメタル・パニック!の10巻目です。そしてミスリル側短編集その2です。
幼い宗介の可愛さにびっくりです。カラーもそうですが、挿絵のぬいぐるみを抱きかかえてる宗介が幼いとはいえ、まったくの別人に見えます。
その可愛い宗介が傭兵となる原因が書かれています。このまま大きくなっていたら、普通の高校生だったのにと、しみじみ思いました。
そしてカリーニンが若い、マデューカスもかっこいい。
本編で少しだけ語られた二組の出会いの話です。