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おススメ度 6
エンターブレイン ファミ通文庫 1998年10月
あらすじ
手に入れたレンズのレートの低さに換金を諦めたルーティーとマリーに、オベロン社のウェストがある古代遺跡近くのモンスターのレンズを高値で買うと声をかけてくる。
そこで二人はリコという子供と、サイリルの自警団にいたダニエスという青年と出会う。
なりゆきで引き続きウェストからレンズを運ぶ仕事を四人で引き受けたルーティー達だが、ウェストの目的はレンズではなく、ルーティー達を人間モンスターにすることだった。
感想
スタンはおまけのように最後にちょっとだけしか出てこず、ルーティーとマリーがメインの話です。
記憶を失ったマリーの過去を知っているダニエス。
ですが、マリーに惹かれるダニエスはそれを告げることができません。
同行するリコという子供もそうですが、ストーリーはかなり重い展開です。
ルーティーはちょっと失言が多すぎかなと思いますね。
でもその分マリーがやさしいです、豪快な剣の使い手ですがこういう所が大好きです。矢島さら 小説一覧へ