上橋菜穂子 虚空の旅人

私のおすすめ度 8
新潮社 新潮文庫 2008年08月

あらすじ

新ヨゴ皇国の皇太子チャグムはサンガル国の新王即位儀礼に招かれていた。
国王の次男タルサンと親交を結ぶ中、〈ナユーグル・ライタの目〉となった少女と出会う。
海の民であるナユーグル・ライタに体を取られ、死へと送られる運命の少女。しかし彼女に宿っていたのはナユーグル・ライタだけではなかった。

そしてサンガルに侵攻するタルシュ帝国。その手はすでにサンガル国内へと伸びていた。

感想

今回の主人公はチャグム。バルサは一切出てきません。最初はちょっとがっかりしたのですが、話は面白かったです。
成長したチャグム、それを支えるシュガ。
今までの個人単位、国内単位の話ではなく、国家間の話に展開してきました。

〈ナユーグル・ライタの目〉など、思わず一巻目の「精霊の守り人」を思い出します。同じような体験をしたチャグム。皇太子という立場を忘れるわけにはいかないが、少女を助けたいと動き出します。
本来の性格もあるのだと思いますが、やはりバルザと出会った事は、少年にとって多少なりとも変化をもたらしているのでしょう。

しかしサンガルの女性人は強い。男で活躍出来たのはタルサンくらいでしょうか?

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