瀬川貴次 闇に歌えば8~11

私のおすすめ度 6

集英社 スーパーファンタジー文庫 1995年9月~1996年12月

あらすじ

ヤミブンでアルバイトを始めた楠木誠志郎。ちょっと変わったヤミブンのメンバーにも慣れた頃、ある時素っ裸の少女が降ってきた。
誠志郎、和宏、美佳子は海へ帰りたいという少女の願いを叶えようとするが、その少女は今まで誠志郎を狙ってきた者達と関わりがあった。
それを追う歴史の浅いヤミブンを少々蔑視する陰陽寮御霊部。
陰陽寮御霊部の飛鳥井と少女を追ってきた鷹子を巻き込み、6人の逃亡が始まる。

感想

どうにもドタバタのイメージが「闇に歌えば」にはあるのですが、よくよく考えたらストーリーは結構暗いし重いです。
和宏と美佳子がいるおかげで道中はテンション高いですが。

今回周りの大人達が子供達(大学生と高校生と中学生)に振り回されっぱなしです。無理やり巻き込まれた御霊部の飛鳥井ですが、このあたりが「聖霊狩り」にも絡んできます。

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