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おススメ度 8
角川書店 カドカワノベルズ 1996年03月
(リンクは電子書籍版です)
あらすじ
摩利とカインは、続けて緑の幽霊を見たので調査をしてほしいという依頼を受ける。
そして、立て続けに友人が電車に飛び込み自殺をしているという、高名な能楽師の御曹司鷹宮清人の依頼を受けに行った時、ちょうど友人の一人が電車に飛び込むところに居合わせる。
何とか引き止めたと思ったカインだが、友人はカインをすり抜け電車に轢かれてしまう。
事件解決のために霊を降ろそうとする摩利だが、今回はすんなりと安倍晴明の霊が降りてくる。だけではなく、晴明の母の霊まで呼び出してしまった。彼女を呼び出してしまったせいで、自体は更にややこしくなってしまう。
事件の謎を解くため自殺の場所を八卦で見た摩利達は、エネルギーの先が鷹宮能楽堂にあると気づき、調査を開始する。
感想
だんだん摩利とカインの会話が危なくなってます、カインが引くくらいに。女の私は読んでて楽しいですが。
今回もカインには災難が降りかかります、能楽師親子やら晴明の母やら。
なんだかんだで絶妙のカインと摩利のコンビですが、いったんここで終わりです。