デイヴィッド・エディングス 蛇神の女王 ベルガリアード物語 2

おススメ度 8

早川書房 ハヤカワ文庫 2005年03月

あらすじ

ベルガラス達が追うのは、リヴァの後継者しか触れることの出来ないはずの〈アルダーの珠〉だった。

レルドリン、マンドラレン、そしてトルネドラの王女セ・ネドラを加え〈珠〉を奪った魔術師ゼダーを追うガリオン達。その旅の途中、両親の仇アシャラクに捕まったガリオンは、内なる声に導かれ〈意志〉と〈言葉〉によりチャンダー(アシャラク)を炎で焼き殺してしまう。
そしてポルガラはガリオンの事をベルガリオンと呼んだ。

何も知らないガリオンだが、〈予言〉は確実に実現へと向かっている。

感想

ヒロイン登場でしょうか?少しきつすぎる性格ですね、王女なのでわがままですし。
仲間も増えたり、減ったり。すぐに抜けてしまう人もいて残念です。抜けてしまった人、結構好きなキャラだったのですが。
そしてガリオンの力も徐々に目覚め始めていきます。しかしガリオンはまだまだその力が恐ろしく、その力から逃げています。
物語りもだんだんと確信へと迫っていきます。更に登場人物も増え、この王様はどこの国の人?と悩み始めてしまいました。この本は本当にいろんな出身地の仲間がいるので、繋がりを整理していたらもっと面白いはずと、必死に覚えながら読んでいます。
仲が悪いのかと思いきや、微妙なバランスで成り立っているパーティー、仲間の会話も面白い。結構辛らつな言い争いなどもあり、読んでいて面白いです。

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