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私のおすすめ度 7
富士見書房 富士見ファンタジア文庫 2011年10月
あらすじ
ひょっとしたら北斗の正体は夏目かもしれないと疑い始める春虎。
確証を得られないまま夏目とぎくしゃくする日が続く。
陰陽庁では蘆屋道満を名乗る『D』の『鴉羽織』強奪予告について対策が練られていた。
庁舎の倉庫に封印されている鴉羽織だが、実はレプリカで本物は陰陽塾にあるという噂もあった。
陰陽庁が襲撃される中、陰陽塾にある老人が姿を現す。
鵺の時に現れた蘆屋道満であった。
感想
面白かった。夢中で読みました。
最初は北斗の正体に気づき始めた春虎の話が続くのかと思いましたが、物語は急展開。
戦いも様になってきた春虎達の戦闘が続きます。
前回の協力体制の通り、春虎・夏目・冬児・鈴鹿・京子・天馬が蘆屋道満に立ち向かいますが、おいしい所は大友先生がかっさらいます。
この時点で蘆屋道満と戦うなんて大丈夫か?とも思いましたが、いい意味で予想を裏切ってくれます。
大友先生の活躍だけでなく、春虎達も善戦しています。
今までの戦闘に比べても格段に面白くなっていました。