あさのあつこ バッテリー 3

私のおすすめ度 7

角川書店 角川文庫 2004年12月

あらすじ

巧に不満を持つ3年生が起こした不祥事により、野球部は活動停止となった。

夏が過ぎた頃には活動停止も解けるが、校長は野球部に不信感を抱き続ける。
それを払しょくするため、監督の戸村は強豪校の横田と試合を組もうとするが、校長に却下されてしまう。しかしキャプテンの海音寺がなんとか横手のキャプテンと交渉し、試合を組むことに成功した。

一方で巧と豪のバッテリーに不協和音が響き始めていた。

感想

何か月もクラブ活動ができない、しかし巧はその間も野球からは離れません。
そして必死に野球部を認めさせようと戸村と海音寺が奔走する中、豪は巧の球を取れるかどうか自信を持てなくなってしまいます。

最初野球物と聞いていたので、もっと野球をしている小説だと思っていました。もちろん野球はしているのですが、試合数は多くなく、野球自体は文章外の事も多々です。
そして意外にがんばる国語の先生、小町。さりげなく重要な役を果たしています。

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