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私のおすすめ度 5
富士見書房 富士見ファンタジア文庫 2008年06月
あらすじ
リーリンがツェルニに着てから三ヶ月、リーリンはツェルニに短期留学する事になった。
息抜きに皆でプールに行った帰り、リーリンはやっと養父から預かった刀の錬金鋼をレオフォンに渡そうとするが、レイフォンはそれを拒否する。
過去を吹っ切れないレイフォンだが、養父デレクに許してもらえてると実感したとき、もう一度その錬金鋼を手にする事を決める。
グレンダンではアルシェイラが、リーリンに王家が真に継がなくてはいけないものが現れていることに動揺していた。
ツェルニではファルニールとの都市戦が始まっていたが、その最中に汚染獣に襲われる。
レイフォンの代わりに、都市の中にいるリーリンを必死で守るニーナに力を授けると声が聞こえたとき、ニーナの顔は仮面に覆われた。
感想
どうしても狼面衆あたりが飲み込めません。しっかり読み返したはずなのですが、このあたりの分かりづらさが、この小説の欠点かも知れません。
ただ、私の理解が悪いだけなのでしょうけど。
レイフォンにリーリンを守ると約束したニーナの戦いが切ないです。感情表現が苦手な人って好きなので、もう少し報われて欲しいです。