麻城ゆう 月光界秘譚1~4

おススメ度 7

新書館 新書館ウィングス文庫 2000年07月~2002年09月

あらすじ

日本へ帰るのをやめ月光界に留まり世界樹の呪を受けたD・Dこと緑魔は、ジョーロウへと向かう真牙の風舟に傭兵として乗り込んだ。
しかしその舟にはブルーを狙う暗黒丸、そして次代の主宰となるサファも乗り込んでいた。

一方ジョーロウでは月の代わりに太陽が輝いていた。
陽光魔道を学ぶためジョーロウの国へとやってきたサーザ・ジンが手にした呪器のせいだが、それを裏で操っていたのは暗黒丸の配下アンファンであった。

そしてジョーロウの滅亡を防ぐため、ブルー、緑魔、真牙、スフィンクス達が集う。

感想

またまとめての紹介になります。どうしても止まらなくて一気読みしてしまいました。
ジョーロウ滅亡は月光界シリーズで話だけは触れられてましたが、やっとその真相が分かります。
しかし最後はいつも通りかなりシビアです。今思うと月光界シリーズはそういう意味では穏やかだったのかもしれません。

そして、緑魔が大変身してます。大変身しているのですが、中身は相変わらずなのでメインの中では一番微笑ましいキャラになっています。
前作の懐かしいキャラ達も全員集合です。大人になったり時間が経ってる分、裏で陰謀が色々張り巡らされます。

このショーロウ滅亡辺りを読んでいるとメインの月光界シリーズをもっと楽しめると思います。

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