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私のおすすめ度 8
アスキー・メディアワークス 電撃文庫 2009年08月
あらすじ
兄の死を付きつけられたオルバ。その兄の仇であるオーバリーがやっとアプターへと到着した。
復讐を果たしたいオルバだが、仇を見つける手段の為のギルという王子の立場が邪魔をする。
そこに以前襲われた山賊のアジトを発見したと連絡が入った。その山賊の頭は昔の喧嘩仲間のダグだった。
一方ガーベラとエンデでは双方の王子が率いる軍により開戦目前となっていた。
復讐を果たし、ガーベラへの援軍として駆け付けようとするオルバだが、メフィウス王グールがそれを阻もうとする。
感想
とうとう仇であるオーバリーに復讐を果たしたオルバ。
そのせいか、後半は責任感だけで動いている感じでしょうか。
オルバとしての目標は前半までだったのでしょう。
ギルが本物ではないと感づいたイリーナ、ギルに思いを寄せるエスメナ。
そしてまだ戦乱の予感をはらんだメフィウスとその周辺諸国。
それらを残し第一部完結です。