杉原智則 烙印の紋章III 竜の翼に天は翳ろう

私のおすすめ度 8

アスキー・メディアワークス 電撃文庫 2009年04月

あらすじ

メフィウス王グールの命令によりアプターの守将に任じられたオルバ。
婚約者であるビリーナも連れアプターへと到着するが、タウーリアの兵が迫っていた。
恩を売りたいガーベラのノウェの援軍もあり難なくタウーリアの兵を退けるオルバは、タウーリアの領主アークス・バズガンに会見を申し込む。
しかしそれはオルバの罠だった。その策にわざと乗ったアークスは、再びアプターへと攻め込んできた。

感想

兵を使う事、そして情報を得る事の大切さを実践しているなと感じた巻でした。

元々オルバは情報を大切にしていたようですし、これを上手く使えれば王にも・・・・・・と言う所ですが、場所は変わってメフィウスではなくアプターと言う辺境です。
同行者に前巻に出て来た剣闘士パーシルもいます。そして策謀をめぐらせたノウェとは一時休戦です。
今回敵対するのは隣国タウーリアの領主アークスです。

前回どちらかと言うと謎解き、という戦いでしたが、今回は兵を率い剣を交える戦闘です。
そしてオルバとビリーナの関係にも少し変化が出て来たでしょうか、本当に僅かな変化ですが。

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