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おススメ度 7
早川書房 ハヤカワ文庫 2002年02月
あらすじ
リチャードはゼットの孫であり、そしてダークン・ラールの実子であった。まだそれを知らぬリチャードはカーラン、シディンと共に〈泥の民〉の元へと向かう。
リチャードの激しい頭痛と食の好みの変化、そして夜に目を開けて眠る事に気づくカーラン。魔道士として目覚めつつあるリチャードに〈光りの信徒〉のシスター達が訪ねて来る。
一方ゼットたちは地下世界の魔物スクリーリングに襲われる。ダークン・ラールが手を出した魔法のせいで、この世と地下世界との間にある〈ベール〉が引き裂かれていた。
ゼットはエイディを、チェイスはリチャードを探すため再び旅立つ。
感想
〈真実の剣〉第2部です。
前回までひどい目にあってきた反動か、リチャードとカーランの仲が進展しています。
が、やはり最後にはまた大変な目に会いそうな予感がします。
ダークン・ラールが撒いた、降って沸いた災厄。それにまだ気づいていないリチャード達。
しかし魔道士に近づくと、目を開けて眠るのにはびっくりしました。面白い定義ですが、つい魚を思い出してしまいます。