瀬川貴次 死がふたりを分かつとも 魔王は甘くささやく

おススメ度 7

集英社 コバルト文庫 2010年05月

あらすじ

海辺の教会で臨時の教師として働き始めたエリザ。そこに上司に付き合わされた降霊会で「海から悪いものがやってくる」と聞いたジェイクがエリザを心配して尋ねてくる。

不安は的中し、二人は波打ち際で死体を発見する。
更に降霊会での言葉が気になるジェイクはそのウェルズという男の遺体をもう一度確認に行くが、そこで何者かに襲われ倒れてしまう。

やがて死体だったウェルズは妻のセシリアを捜しボストンの町を歩きだす。

感想

再び事件も起こりますが、どちらかと言うとライバル登場編!と言いたい巻です。
顔を合わせればケンカしてしまうエリザとジェイクですが、なんだかんだと仲がいいなと思っている所に上司の娘が登場です。
パターンと言えばパターンですが、上司の娘ナンシーがこれぞライバルと言う性格をしているので楽しいです。

そして再びギリアンも登場です、ギリアンからエリザを助けようとするジェイクがかっこいいです。
クッキーをかじるジェイクも可愛いです。

一巻目に続き、全く面白さは衰えていません、面白かったです。

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