澤田ふじ子 公事宿事件書留帳1~6

私のおすすめ度 7
幻冬舎 幻冬舎文庫 2000年12月~

あらすじ

田村菊太郎は公事宿(訴訟人の専用旅篭。出入物(民事訴訟)の事件などに関わる)の居候だが、生まれは京都東町奉行所同心組頭の長男で、神童と言われていた。

ただ、妾の生まれであったので、家督を弟に譲るため放蕩息子を装い一度京を出奔している。

しかし、両親、弟も菊太郎が放蕩を装った理由をわかっており、今は公事宿の主人源十郎の下で事件解決の手助けなどをして暮らしていた。

感想

事件といっても、ただ単に解決。というわけでく、人情あふれた結末などとても面白いです。
ただ、すべて京都弁。おそらく、京都市のど真ん中の話し方だと思います。町人の話し方、商人の話し方、武家のしゃべり方、京都弁を文字で見ると、京都府在住ですが時代物を読みなれていない私には多少読みづらく感じました。ですが、読み進めるとセリフがドラマのように変換され、次第に気にならなくなっていきます。あまりライトノベルでない時代劇は読まなかったのですが、そんな方にもおススメです。

とにかく菊太郎がかっこいいです。

 

ちなみに、京都市内出身の上品な方はこの作品に出てくるような言葉遣いの方が一般の方でもいらっしゃいます。というか、近所にもいらっしゃいました。

京都市外の私では話すことも、全て聞き取ることもできませんでしたが。
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