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私のおすすめ度 5
エンターブレイン ファミ通文庫 2005年06月
あらすじ
なりきりの力を使う仮面の二人組。
それが百日後の自分たちかもしれないという不安を抱えるフリオとキャロ。
今度はエターニア世界の絶望の宮殿へと向かう。
二人は魔物に囲まれたファラを助けようとするが、様子のおかしいファラはリッド達に拳を向け助けることができなかった。
再び再会したファラと同じく様子のおかしいキール。二人を正気に戻そうと戦い続けたとき、キールに魔法がヒットした。
キールの破けた服の下からは仮面の少年の姿がのぞいている。
仮面の二人は、やはり百日後のフリオとキャロだった。
感想
ゲームはずいぶん前にプレイしたため内容はほとんど忘れていたので、結末はどうだったかな~と一気読みしてしまいました。
百日後のフリオとキャロだけではなく更に百日後のフリオとキャロと、無限ループになっている世界をどうするのか。ゲームもこんな話だったかは忘れてしまいました。
最後のテイルズシリーズのキャラ36人のセリフとか、ファンとしては嬉しい限り。
欲を言えばもっと関わりのあるキャラクターたちの話が読みたかったですね、そんなことをすると更に歴史がおかしくなっちゃいますが。
仲間になるキャラクターが最後は勇み足だったのもちょっと残念。
表紙が上巻と下巻で現在と百日後のフリオとキャロに分かれてますよね、未来をこれから知る二人とすでに知っている二人の対比で結構好きな表紙です。