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私のおすすめ度 8
集英社 2005年07月
あらすじ
シャラムドイ族と分かれたエイラ達は再び旅を始めたが、今度は以前にジョンダラーが出会ったハドュマ族と遭遇する。
彼らのキャンプへと招待されるエイラ達だが、氷が溶けだす前に氷河を渡りたいと話すジョンダラー達に、ハドュマ族は北へ行かないように忠告する。
注意深く旅を続けるエイラ達だったが、ジョンダラーが何者かに攫われてしまった。
ジョンダラーが目を覚ますと、そこはアッタロアという女性がリーダーを務めるサルムナイ族のキャンプだった。
感想
「上」と違い、いつもの面白さが戻ってきました。
特にジョンダラーがつかまってからは怒涛の如き勢いです。
以前夫に虐げられ反撃に出たアッタロアは女ながらリーダーとなり、男達はみな隔離され、女性だけの部族を作っています。
これが面白い。
抵抗する気力を失った男達の中で、一人ジョンダラーは抵抗手段を模索します。
そしてエイラも必死でジョンダラーを捜します。