ジーン・M.アウル 地上の旅人(8) 平原の旅 上

私のおすすめ度 7

集英社 2005年06月

あらすじ

マムトイ族のエイラとならず、ジョンダラーと共に旅を続ける決意をしたエイラ。
単調な旅を続ける二人だが、やがて母なる大河の果てへとたどり着く。
そして二人はジョンダラーとソノーランが共に身を寄せたシャラムドイ族のキャンプへと招かれる。

感想

いつもよりお勧め度が低いのは、今までと違って話の起伏に乏しいという印象を受けたからです。
もちろんエイラとジョンダラー達の旅は単純なものではありませんが、今までの話を読んでいると、どうにも今一つ山場に欠ける感じが否めません。
しかし「中」「下」と読み進むにつれ、再び引き込まれていきます。
この「上」は次巻への繋ぎだと思い、読む方がいいかも知れません。

小説のリンクは集英社ですが、評論社版の「大陸をかけるエイラ」を読んでいるので評論社版の感想です。

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