エンターブレイン ファミ通文庫 1999年01月
あらすじ
アセリア歴四三〇四年、トーティス村に住むクレスとチェスターが森に狩に出ていると村の警鐘が聞こえてきた。
慌てて戻るとすでに村は壊滅しており、クレスは母より託されたペンダントを手に、伯父のオルソンの住むユークリッドへと逃れるが、オルソンの裏切りにより独立騎士団に捕えられペンダントを奪われてしまう。
捕えられた地下牢で、クレスは法術師のミントと出会った。
何とか牢を抜け出せた二人はトリニクス・D・モリスンという人物に助けられる。
モリスンはクレスの両親とミントの母と共に、かつてダオスを封印した一人だった。
ダオス復活のカギとなるペンダントを奪われ、復活を阻止するために地下墓地へ向かうモリスンをチェスターと共に追うクレスだったが、復活を阻止することはできなかった。
剣では倒せないダオスを倒す方法を探すため、モリスンはクレス達を過去へ飛ばすが、ダオスの攻撃を防ぐためチェスターは現世へと留まる。
目が覚めたクレスとミントはアセリア歴四二〇二年、クレス達の時代には廃れてしまった魔術が残る時代へと飛ばされていた。
魔術がダオスに有効と聞いた二人は仲間になってくれる魔術師を探し旅に出る。
その途中で出会ったのは精霊を研究するクラースだった。
召喚術を身に着けたクラース、そしてハーフエルフのアーチェを仲間にしたクレス達は、その時代のダオスを倒しに向かった。
感想
クレスがすごくミントを意識してますね。
クラースとミラルドの会話も楽しい。旅の初めに渡されたチェリーパイの欠片をずっと持ってたり、クラースはかわいいなぁ。
ファンタジアは何度もプレイしたので、感想を書こうとすると小説の感想というよりゲームの感想になってしまいそうです。
ゲームの要所要所は抑えてあります、”パッと行く”もありますし。
クレス達の互いの感想や印象などが入っているので、ゲームをプレイされた方、されていない方にもおすすめです。