麻城ゆう 天界樹夢語り1~7

おススメ度 7

新書館 ウィングス・ノヴェルス 1994年12月~1999年09月

あらすじ

妖魔の里の長氷樹は、双子の兄弟、兄のショッキング・ブルー、弟の暗黒丸を生んだ。
ある日母は亡者となり里へ戻って来た、一族最後の女性である自分を死なせてしまった罪を負う氷樹にブルーは刃を向けた。

母殺しの汚名を着せられたブルーは、ある呪いにより成長を止められ、ブルーの瞳の半分を持つ人間スフィンクスと共に天界樹を目指す。

感想

面白かったです、相変わらず読めない展開で一気に全巻読んでしまいました。
途中でスフィンクスと別れD.Dという地球からやってきた青年と旅をします。
そのスフィンクスが分かれた理由も想像外。
これがあるから麻城さんの本は読んだらやめられません。

同世界の他のシリーズに面々も出てくるので、ご一緒に読まれたらより一層楽しめる事間違いなしです。
また弟の暗黒丸や真牙など焦点もコロコロ変わるので読み応えがあります。
本当に意外性があります。
もちろんこれだけでも読めますし、この世界のメイン、リンドーユミカの話の少し前になるので界渡りの魔道者などを読んでる方もぜひ過去の世界をお楽しみください。と宣伝したくなる本です。

麻城ゆう 小説一覧へ

作者一覧へ

タイトルとURLをコピーしました