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おススメ度 7
講談社 講談社文庫 1993年09月
あらすじ
降り出した雨の中、同心の高丸龍平と共にさくら茶屋に立ち寄った新八郎。
美しい娘達がいるのその店で寛いでいると、激しい雷が落ち、気付くと茶屋の女の死体があった。
更に最近橋の袂に奇妙な張り紙まであり、海賊までが現れ始める。
感想
私は時代物の推理物が苦手です。現代物ならある程度予測がつくのですが、時代が古くなるだけで何故かちんぷんかんぷんになります。
ちんぷんかんぷんながらも今回も怪しいのはこの人物かな?と想像したり、でもその謎が分からない・・・・・・と、楽しみながら読めました。
途中幽霊船など、前回とは違った非現実的な事件もあり少し印象が変わります。
その印象が変わった筆頭はお鯉が出てこないからかも知れませんが。
一巻に続き、謎が解けていく様も、なるほど!と思える作品でした。
リンクは新装版です。
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