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私のおすすめ度 6
集英社 コバルト文庫 1995年04月
あらすじ
もうすぐ皆既日食が起こると聞いたヴィラローザだが、魔物が横行するかもしれない中、旅を続ける事を選ぶ。
しかしその途中、ヴィラローザがベルシアで神子姫をしていた頃の知り合いに出会い、付近に出没する魔物が増えたため奉納舞をして欲しいと頼まれる。
結局魔物を退治したヴィラローザは、魔物の賞金を貰うためドレーニへと向かうが、そのドレーニでヴィラローザは自分に剣を教え、憧れの人物だったハーディを見かける。
魔物の賞金を懸けていたアルゴより、勇者シグルトの墓を守る一族から、その墓の場所を聞いて欲しいと頼まれるが、ヴィラローザはきっぱりと断る。
その一族のレダと老婆の元で世話になっていたシルヴィ、彼女達はある印を持つ人物を探していた。
ヴィラローザはアルゴが強硬手段に出たときの用心棒として、実際はどうしても町で見かけた人物がハーディかどうか確かめたく、シルヴィと共にレダたちの元に留まる事にした。
感想
シルヴィが見た目どおりの美少年的な性格ではないのが、だんだん分かってきます。
しかしハーディの美形な事、本当に少女小説に出てくる典型的な美青年です。そしてお決まりの三角関係。
当時は典型的な展開にドキドキしながら読みましたが、今は負けるなシルヴィ!と発破をかけながら読んでしまいます。