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おススメ度 6
早川書房 ハヤカワ文庫 2001年09月
あらすじ
偉大な魔道士の正体とは、友人のゼッドだった。彼により「探求者」に任命されたリチャードは〈境〉の番人チェイスとカーランと共にミッドガルズへと向かう。
しかし途中リチャード達は魔物に襲われ、負傷したゼッドとチェイスを救うため、”骨の女”エイディに会いに行く。
二人をエイディに任せ、リチャードはカーランと共に先を急ぐ。
感想
徐々に面白くなってきた感じです。
1巻目に必要な情報が濃縮して入っていたせいか、2巻目はそれを前提としてすらすらと読めました。
1巻目がややこしいと思ったのは、淡々とした他人称と世界の説明が多かったからかもしれません。
ここからは一気に読めます。
ですがが後半、ん?と首を傾げたくなるような話になっていきます。どちらかと言えば子供には読ませたくない方向です。1巻目が淡々としてたので、これほどドロドロ感が漂うとは思いませんでした。
少々グロテスクな表現などがあり、読む人は少し覚悟がいるかもしれません。