十文字青 小説一覧

[薔薇のマリア]
(8) (9) (10) (11) (ver 3) (ver 4)

薔薇のマリア(8) ただ祈り願え儚きさだめたちよ

おススメ度 6

角川書店 角川スニーカー文庫 2008年01月

ルヴィー・ブルームの罠に捕らわれたアジアン。そこでは昼飯時の仲間クラニィがいた。
そこでの生活に捕らわれ、繰り広げられる疑似体験。更にそこでアジアンはマリアに出会う。

説明しがたい巻でした。前巻の終わりから少しこの展開が唐突すぎた感じがします。これを読む前に(ver 3)を読む事をおススメします。昼飯時メンバーで混乱する可能性があります。
一体最初はどこの世界だろうかと思いましたが、読み続けていると何とか理解出ました。読む順番を間違えたのかと思わずにしばらく読み続けないと、巻を飛ばしたのかと思います。

マリア達もようやくエルデンへと戻ってきます。この巻から新章です。

▲上へ

薔薇のマリア(9) さよならの行き着く場所

おススメ度 6

角川書 店角川スニーカー文庫 2008年02月

昼食時のメンバー、35人が姿を消してしまった。仲間を探すアジアンに飛燕、荊王も巻き込み、協力するマリア。
そしてルヴィー・ブルームにセブンス・ゲイムを仕掛けられる。

アジアンはマリアを追っかけまわしているイメージが強かったのですが、昼食時の話を読んでいると、意外に仲間思いな事が分かります。マリアを好きだという以外の感情を出すアジアンに、今までに比べ人間味を感じる事が出来ます。
登場人物も多少少なめなので整理しやすいです。今回はユリカが一番活躍してたでしょうか?それに意外なカップルが誕生しそうです。

▲上へ

薔薇のマリア(10) 黒と白の果て

おススメ度 6

角川書店 角川スニーカー文庫 2008年08月

ルヴィー・ブルームが仕掛けたゲームが始まった。
最初の相手は昼飯時の仲間だったローガン、そして対戦者はアジアン。
そしてユリカと飛燕、次々と命を懸けたゲームが始まる。

最後の相手はルヴィー・ブルーム自身、彼はアジアンの出生について語る。

いつもより分厚いですね。7戦闘分が1冊に入っています。
ゲーム、という形式をしているからか、バトル一つ一つはそれほど長くなく、多くの戦いを楽しめます。飛燕とユリカのコンビなどもあります。
そしてアジアンの秘密。それが少しづつ明らかになってきます。

みんなでお弁当手を食べてるあたりが、戦闘の殺伐とした雰囲気の中でほのぼのとしていて笑えます。このメンバーでお弁当って、物凄く違和感があります。

▲上へ

薔薇のマリア(11) 灰被りのルーシー

おススメ度 6

角川書店 角川スニーカー文庫 2009年05月

母を灰死病で亡くし、父を捜しにエルデンへとやってきたルーシーは、悪漢にさらわれかけた所をマリアに助けられ、マリアやトマトクン達が住んでいる家へと招かれる。

ZOOと共にアンダーグラウンドへと誘われるが、ルーシーはアンダーグラウンドに耐えられず、別の仕事を捜し始める。

自分の仕事を模索する中、声をかけてくれたのはやはりマリアだった。

新章突入ですね。
とにかくマリアやルーシー達の勘違いに次ぐ勘違いが面白かったです。
ルーシー自身戦闘経験がないので、悪漢から守ってくれたマリアを強い人と意識します。
今までZOOの中ではマリアは一番戦闘力がない、というのが当然としてありましたが、ルーシー目線では違いますね。

自分に出来る仕事を必死で捜しながら、それに巡り合えないルーシー。
結局アンダーグラウンドに潜る羽目になっても、ZOOの時と同じように何も出来ないルーシー。
その葛藤が面白かったです。
基本ルーシー目線になっています。

▲上へ

薔薇のマリア(ver 3) 君在りし日の夢はつかの間に

おススメ度 6

角川書店 角川スニーカー文庫 2007年10月

n’ebula story切情編/n’ebula story事情編/n’ebula story有情編/n’ebula story恋情編/n’ebula story余情編/n’ebula story純情編 が収録されています。

「いっそ、クランでも作ってしまったらどうかな」
という一言から結成されたアジアンを頭領とする昼飯時。
まだマリアと出会う前の仲間達との日常です。

短編ですが、すでに死んでいるクラニィに寄っている感じです。
相変わらず登場人物が多いですが、これを読んでおかないと本編の9あたりがしんどいです。
zooより性格がぶっ飛んでいそうな昼食時のメンバーですが、アジアンを精神的な面で支えているのではないかと思いました。もちろんアジアンも支えています。
マリアの前ではアジアンはネジが一本取れていそうですが、昼食時のメンバーと居る時はまるで別人で寡黙な感じです。

▲上へ

薔薇のマリア(ver 4) Hysteric youth

おススメ度 6

角川書店 角川スニーカー文庫 2008年10月

「フテクサレディ」
アンダーグラウンドに稼ぎに来たマリア達、しかし予想以上のメリクルに襲われる。

「ELDEN☆SWEET☆ANGELS」
ピンパーネルと二人きりになると、何となく気まずくなってしまうマリア。

「竜殺しリュー」
博打で借金を作り行方をくらました冒険者の父親と同じく、親子二代で竜殺しを目指し竜に挑戦するリュー、マリア達はそれに巻き込まれる。

「真・鳥人ROCK」
鳥人と蜥蜴人の、種族を超えたらしい恋愛事情に首を突っ込んでしまう話。

「ラストサマー」
アンダーグラウンドで、侵入者になったクリスを探しに来た女の子を連れた男に出会う。
カタリ達はそのクリスの捜索に協力を申し出る。

ラストサマーが面白かったです。
この荒廃的な雰囲気がたまりません。男がかっこいい。
全体的に今回はキツイ話もなく、ELDEN☆SWEET☆ANGELSの日常的な感じも好きです。

▲上へ

あ行 か行 さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行